JICA(モザンビーク)からの研修生受け入れ

1月末の某日、本校でJICA(モザンビーク)からの研修生受け入れを行いましたので、その報告。

今年で3年目になるこの受け入れ。
毎年内容を少しずつ変えながらより良いものになるよう打ち合わせを行いつつ実施しています。

今年は
①臨床検査技師教育について
日本の臨床検査技師教育は法律で詳細に規定がなされています。
例えば
・教室の広さ
・実習を行う部屋の広さ
・必要機器備品
などなど

②実習室見学
本来は実習の様子を見学したかったようですが残念ながら後期全ての講義が終わった状態のため部屋の見学のみになりました。

モザンビークの方たちから
Q「マラリアなどの検体は扱うの?」
Q「標本はどこから持ってくるの?」
など質問が挙がりました。
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次に機器備品の見学で顕微鏡の台数の多さに驚いていました。
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実習室から出たところに掲示してある「就職情報」を見て臨床検査技師の求人に驚いていました。
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最後に
③3年生との懇談
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Q「なぜ(数ある医療職の中でも)臨床検査技師を目指したの?」
Q「モザンビークで就職する人は居ないかい?2か月あれば言葉はマスターするよ!」
など通訳の方を通し質問を投げかけていました。

逆に学生からの質問にも答えてくれました。
学生Q「日本の印象はどうですか?」
A「日本人は時間をきちんと守り皆さん親切。あとは町中に紙ゴミ一つ落ちていなくてきれいですね。」

学生Q「日本で美味しいと思った食べ物は何ですか?」
A「スシ!」

学生Q「モザンビークの義務教育は何年間ですか?」
A「7歳からの7年間です。」

など様々な質問に答えてくれました。

日本人は若く見えるらしく学生は15歳くらい(本当は21歳±1歳)、私は実年齢「-10歳」と言われました。
学生は若く見られて嬉しかったようですが・・・さすがに私は精神状態を言われたような気がしてまだまだ心の成長が世界レベルに追い付いていないようにも感じました。
人間いくつになっても勉強。
特にこれからは心豊かに過ごし、年齢と共に深みのある魅力的な人になりたいと目標ができるきっかけになりました。

みなさんもこれから社会に出ていろいろな経験を通し魅力ある人になってくださいね!

☆明日のよかよか☆
明日は節分。
立春を迎え少しずつ暖かくなっていきますね。
みなさんの将来にも春が訪れますように願いつつ「豆まき」をして心の鬼を退治し「恵方巻き」を食べてを呼び込みましょうね

By でんでん