ひとりひとりにできること

ひとりひとりにできること
熊本大地震、被害にあわれた方、本当にお見舞い申し上げます。
「大地震、日本のどこで起こってもおかしくない」そう言われていても、まさか九州でこんな大きな地震が起こるなんて思ってもみませんでした。身近で起こりあらためて自然災害の恐ろしさを感じた次第です。
また、こうやって大変な思いをしている人がいるのに、すぐに駆けつけることもできない、何かをすることができないもどかしさと無力さに本当にやるせない思いがいっぱいでした。
蛇口をひねれば水が出る。夜になれば灯りがともる。温かい食事がとれる。日常で当たり前のことが急にできなくなる。いかに平和な世界で生きていたのだろう。急に奪われることへの不安を全く感じていなかったわけではないけれど、常に意識して生活していただろうか…。自分に問いただした時に、反省すべきことが沢山でした。
ひとりひとりにできること。
今回の震災に対してだけでなく、(もちろん、震災に対していろんな行動がひとりひとりの考えでできると思います)ひとりひとりが、できること。
日々を一生懸命に生きる。
ことなのかなぁと思います。それぞれの置かれた立場で、自分の信念を持って生活する、勉強する、仕事をするってことが一番大事なことなのかもしれません。
本校の皆さんの中にも、ご家族、ご親戚、友人が今回被災されているかもしれません。駆けつけられないもどかしさを私と同じように感じている人もいることでしょう。いま、私たちにできることは、学校にしっかり出てきて、一つでも知識として身につけることなのではありませんか?将来医療人として現場に立った時に、今胸に抱いている思いを忘れずに、確かな技術と知識を持った医療事務、臨床検査技師になってほしいと思います。
ひとりひとりにできること
日々を一生懸命に生きる。
その積み重ねが、こういう時こそ大事なのではないかと思います。
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※写真は、実家に咲いた牡丹です。少しでも気持ちが華やぎますように。
BY mokomoko