卒業生講話

本校では「働く人財を育てる」を目標に掲げています。
その一環として全学年にて「就職対策」を実施しています。
臨床検査科では
1年次はリクルートスーツの選び方・作文の書き方など。
2年次は自分の強みを見つける・面接練習など。
3年次は面接練習。
といったように3年間で目標を達成できる人財育成に力を注いでいます。
昨日、臨床検査科1年生へ向けて、この春卒業した新人臨床検査技師(男女各1名)に講話をしてもらいました。
内容は
①学生時代の勉強法
②国家試験と就職試験の両立
③仕事との向き合い方
など です。
1年生のクラスを半分に分け、男性と女性の話をそれぞれ聞くことができるよう教室も別々にし時間配分を行いました。
最初は話をしてくれる卒業生も、聞く1年生も緊張をしていましたが、あっという間に緊張の糸は解け、笑いもおきながら楽しく講話が進んでいきました。
男性の卒業生は人気テレビ番組をもじってスライドを作成。
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ここで一気に1年生の気持ちを掴んでいたようです。
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一から順番に失敗談を交えつつ、最後は現在働いている施設での「あるある話」をしてくれました。
学生から質問もあり、いかに興味を持てる話をしてくれたかが窺い知れます。
女性の卒業生は、学生時代の勉強法やアドバイスを交えながら話をしてくれました。
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両者が共通して話をしてくれたこととしてあったこと。それは
「勉強は一夜漬けではダメ。計画を持って試験に臨むこと。」
これは高校生含む今現在、学生の方全員へ言えることではないでしょうか。
学生時代は
「どうして勉強しないといけないんだろう。」
「この勉強が将来、役に立つのだろうか。」
などいろいろな思いがあると思います。
それでも
「親に怒られるから。」
「テストで悪い点数を採りたくないから。」
などの理由で仕方なく勉強しているかもしれません。
今、私が自分自身を振り返りつつ、親であり教える立場になって感じること。
それは
「勉強をして後悔する人は居ないが、どんなに勉強した人でも『もっと勉強しておけばよかった』と後悔する日が来る。」ということです。
このブログを読んでくれている皆さんへ。
「勉強は誰のためでもなく、自分自身のためにするもの。」
そのことを心に刻んで、充実した日々を過ごしてもらいたいと思います。
*最後は偉そうに語ってしまいました・・・。
☆今日のよかよか☆
現在、単位認定試験中の3年生。試験が明日までになったので、表情が少~し、疲れつつも安堵感が出てきていること。
by でんでん