文部科学省「職業実践専門課程」認定校学校法人 九州総合学院 九州医学技術専門学校(九医技)

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学校生活・人生は少し無理をした方がいい

2013年4月17日

今朝の大雨が嘘のように、昼はきれいに晴れました。
3年生の臨地実習を5月にひかえ、S口先生と担任のIC田先生は実習先へ挨拶に行っていました。
表は27℃だったとか!?車中は冷房が必要なほど暑かったそうです。

いよいよですね。

さて、本校ではスクールカウンセラーの先生に来ていただき、希望者にカウンセリングを提供しています。
先日、本校の心理学の講義を担当していただいている金原先生に、新入生と保護者の方を対象に「若者たちのメンタルヘルス」について講話をしていただきました。

今日はその様子やお話の内容を一部ご紹介します。
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■金原先生について
金原先生は、長崎ウエスレヤン大学に勤務されながら、スクールカウンセラーの仕事もされています。
また、大学のラグビー部の顧問をされているそうです。
優しい語り口調の中にも、ユーモアがあったり、具体的なアドバイスがあったりと、今回も思わず先生の話に引き込まれてしまいました。

■この講話で伝えたいこと
講話の最初に、「学校生活・人生は少し無理をした方がいい。極端な無理ではなくて、ほんの少し無理をする、頑張る。その方が何かといい方向に繋がっていくし、心の健康にもいいことが、今回の講話の要点です。これから学生生活を送っていくうえでの心構えみたいなものになればうれしいです。」と先生はおっしゃいました。

■ストレスは成長のためにとても大事なものです。
今の日本では、あまりにもストレスは悪いものと捉えていますが、その捉え方は少し違うそうです。日常生活の中で、どんな場面でもストレスは発生します。それが人生だと先生はおっしゃいます。人はいくつになっても成長しており、ストレスは今後のその人の成長のためにとても大事なものです。極端なストレス・あまりにも長期的な重いストレスがよくないのであって、軽い・単発的なストレスは仕方ない、自分にとってプラスになると考えることが大事だそうです。
ファイル 208-2.jpg
■ちょっと無理をして逆のことをやってみる
誰でも元気な時もあれば、疲れている時もありますよね。そんな時、体と心では対処の仕方が違うそうです。体は病気になったりケガをしたら、自宅や病院でゆっくり休んで治します。心が疲れたときは、いつもよりやや忙しくしてみるといいそうです。
気持ちが落ち込んだり、やる気がなくなったりなど、調子が悪い時=脳の機能が低下しているときに自宅等でゆっくりしていると、かえって状態が重くなることがあります。それは、脳に刺激があまり入ってこないために、さらに脳の機能が低下し、調子が悪くなるのです。そんな時は、まず試しに“普通通り”“普通通り以上”に振る舞ってみるといいそうです。きついけれど「ちょっと無理をして逆のことをやってみる」。例えば、散歩やショッピング、掃除など動き回ることで外界に触れ、脳に刺激が入るため、脳と心が元気になっていきます。(それでも不調が続くようなら、誰か身近な方に相談したり、医療機関で受診したり、専門家のカウンセリングを受けたりなどします。)

■問題との向き合い方
 講話の中では、
・学校に行きたくない  
・勉強の意欲がわかない
・勉強中に考え事をして能率が上がらない
・人づきあいをすると疲れる
・人づきあいが苦手
・たくさんの人に囲まれると怖い
・受診しても異常はない微熱・めまい・軽い腹痛などに悩まされる
・授業中にトイレに行きたくなったり、お腹が鳴る
・朝、どうしても起きられない 等
先生がこれまで学生の方たちを見ていて、学生がよく抱える問題について、どのように捉え、向き合うかについて具体的なアドバイスをいただきました。

皆さんに伝わるように、頑張って内容をまとめようとしたのですが・・・
大事なことばかりで、まとめることができませんでした(;▽;)
かなり長くなるので、先生の印象的だったメッセージは最後にご紹介します!

さて、学生も社会人も、自分と向き合わなければいけない場面が多々あります。
そこに責任が生じる分、私自身は学生の頃以上にそんな場面が多々あるような気がします。

そんな時、先生のお話を思い出したなら、ぜひその方法を試してみてください。

また、九医技の皆さんにも、頼れるスクールカウンセラーの先生がいます。学校、友達、家族のこと、成績のこと、恋愛のことなど、心に引っかかることがあり、悩んでいる時は、学生には気軽にカウンセリングを利用してもらいたいなと思います。

☆今日のよかよかメッセージ☆
先生のお話を伺いながら、私が印象的だと感じた金原先生のメッセージをご紹介します。
byこんちかろう

■「学校に行きたくない」「勉強をしたくない」は当たり前。思うことは構いませんが、私たちが人生を生きる中で「したいことはする、したくないことはしない」という方法は発展的・建設的ではありません。人はいくつになっても、「しなければならないことは否が応でもする」という生き方を身につけておかなければいけません。それを、今のうちに身につけておけば、皆さんの今後は実りある豊かなものになります。

■よく勘違いされているのですが、まず“意欲”があって、その意欲に基づいて勉強・仕事をするというものではありません。“しなければならないので、嫌々ながらも勉強・仕事をする”。それをしていくうちに調子が出てきて、意欲が高まってきます。“意欲”ではなく“しなければならないことをする”が先にあって、それを行うと意欲が後からついてきます。

■友人を大事だという気持ちが強すぎて、嫌われたくないという気持ちが同時に発生し、1つ1つのことを反省、後悔するうちに、付き合うことがきつくなりすぎて「1人の方がいい」となる人がいます。友人が大事だという気持ちはいいものなので変える必要はありません。しかし、「嫌われたら、人生OUTだ!」という気持ちは変えた方がいいです。私たちは、仮に誰かに嫌われようと普通に生きていくことは可能で、嫌われること自体で自分自身にものすごいマイナスが発生するわけではありません。ほんの少しだけでも、「嫌うんだったら勝手に嫌ってもかまわない」という気持ちをもっていると、人間関係が楽になっていきます。

■大切なのは、怖さを避けないことです。怖いことを避けると、その時は楽です。しかし、それは怖さを乗り越えたわけではなく、ただ単に避けただけです。その日が終わっても、また同じ状況になる場合があります。すると、いつまでたっても避けなければならなくなります。それでは改善が望めません。どんなに怖くても、怖がりながら自分が怖いと思う状況に身を置くようにすると、やがて怖さが薄れてきます。それをしてほしいと思います。怖さを避けることが正しいと思う若い方がわりといますが、そうではありません。怖がりながら、震えながら、脂汗を流しながら怖いところに身を置いておくと、やがて何ともなくなっていきます。

■受診しても異常はないといわれる微熱、めまいなどの体調不良に悩まされている人は、ものすごい力で自分の体に目を向けています。「今日の体調はどうか?」と心配するよりも、勉強、アルバイト、人間関係などに一生懸命になると、そうするといつの間にか体調不良も治っていきます。目の前のしなければならないことに一生懸命になる方が、皆さんの人生にとってもよほどプラスになります。

■私たちは何かをする時、一度に変えることはできないことは多々あります。そういう時には、小刻みに変えていくというやり方を取ってほしいです。これは心理学でよくアドバイスされるやり方です。人によっては、一気に変えることが向いている人もいます。どちらが正しいというのはないので、自分に合った方法を取り入れてもらえればと思います。

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