細胞検査士

今月の4日・5日で細胞検査士の2次試験がありました。
これは臨床検査技師免許を取得した後、「がん細胞」を探し出す専門家を目指し勉強して取得できる認定資格です。

臨床検査技師が取得可能な認定資格は輸血検査技師、超音波検査士などがありますが、その1資格です。

試験は1次と2次試験があり1次試験に合格した人が2次試験を受験します。
「がん細胞」を見つける仕事は間違いが決して許されない仕事です。
皆さんも「子宮がん検診」や「肺がん検診」という言葉は聞いたことがあるかと思いますが自身が検査を受けて「陽性です」と言われるとイコール「がん(細胞)がある!」と認識しますよね?
でも後日それが「間違いでした。がん(細胞)はありませんでした。」と言われたらどうですか?

一昔前は「がん(細胞)が発見された=死」という方程式が浮かんだと思います。もちろん今では早期発見によって完治は可能です。しかし、宣告された場合本人やその家族は少なからず「死」を意識します。その気持ちが突然「間違いでした」という形で解消されると持っていき場のない怒りや焦燥感が出てくるのではないでしょうか。
これが「詳しく調べた結果、がん(細胞)はありませんでした」なら安心するのでしょうが・・・。

でも、一番侵してはいけない間違いは見落とし。
「がん(細胞)があったのに見つけられない」ことです。

つまり「がん細胞を見つける」細胞検査士の仕事は重大な意味を持つのです。
何が言いたいのかと言うと「認定試験は難しい」ということ。

なんとその試験に卒業生が合格し1名は電話で、もう1名は学校に直接訪ねて来て合格の報告をしてくれました(*^_^*)

卒業してもなお勉強を頑張っている卒業生。
そして、その喜びを学校に報告してくれる愛校心。

なんだか、そのすべてが嬉しい出来事でした。

今、臨床検査技師を目指して頑張っているみなさん。
そんな先輩に続き常に向上心を持って、且つ仕事に責任感を持って勉強していきましょう♥

国家試験まであと67日

今日のよかよか
お昼ご飯に食べたインスタントのカレーが妙においしかったこと

by デンデン